2018年12月19日水曜日

第一交通武蔵野分会NEWS 第22号

https://drive.google.com/file/d/1N3Meee620RC6RnAcUhr0Nw4VFrVMOWya/view?usp=sharing


都労委闘争を闘う
第一交通武蔵野分会の闘いに
すべてのタクシー労働者は注目とご支援を


谷口嘉徳(自称・Y組関係者で暴力要員)は逃げた(退職)
松本所長代理を団交に出さない(会社のウソがばれるから)
逃げを打とうとする第一交通武蔵野を許さない

 すべてのタクシー労働者そして東京都で働く労働者の皆さん!多摩連帯ユニオン第一交通武蔵野分会の当該の闘いは、来春で4年目に入ります。2017年1月に「病気休職」を理由に(!)、「自然解職」という名の解雇攻撃と闘って、3年目になろうとしています。私たちは、事業譲渡にともなう労働条件の不利益変更と解雇などの不当労働行為への救済を申し立てて、都の労働委員会闘争を闘っています。調査は12回を数え、来春には審問に入ります。「自称・暴力団関係者」の乗務員を使った会社の労務支配の実態を白日の下に晒すべく、分会長を先頭に闘います!

労働組合の闘いが会社を追いつめた

 私たちは、都労委闘争と並行して、会社を相手にした団体交渉を20回近く重ねてきました。この間わかってきたことは、暴力的な労務支配を行ってきた会社を追いつめ、崩壊に追いやったことです。
 まず、会社が暴力的労務支配要員として他のグループ関連会社から引き抜いた谷口乗務員という自称「山口組関係者」が、「5月末に退職した」と言うことが、会社側によって、団交の場で明らかにされました(乗務員仲間の情報によると、荒川区のS交通に入ったらしい)。
 この谷口乗務員は、一昨年の4月23日に私たちが社前で組合のビラをまいているときに、組合員の仲間に対して「お前、名前何と言うんだ?」「俺が名乗っているのに、名のらねえのか」などと絡んできた人間です。
 また、「俺は北九州(本社)で幹部研修を受けてきた」「暴力団・Y組のアルバイトをしている」と社内で吹聴しながら、分会長に「俺は組合をつぶしに来た」と凄んで見せ、自分と利害関係が対立するようになった乗務員に暴行を働くなど問題行動を重ねてきた人間です。彼が退職して他の会社に移ったということは、暴力支配と闘う組合の姿勢に、会社が追いつめられた結果と言えます。
 私たちは都労委闘争の審問に、谷口乗務員を敵性(会社側)証人としてでてくるように要請しています。第一交通武蔵野の暴力支配の実態を徹底的に暴いて見せます。

「不都合な真実」を暴かれたくないから松本を出したくないのか?

 さらに、第一回目の団交(2016年4月)以来ずっと団交に会社側要員として出席していた松本所長代理が7月の団交以来、パタッとでてこなくなったのです。
 松本氏は、いろいろな意味でキーパーソンです。
①T組合員のような当該さんと近しい乗務員の乗務員証の返還が遅れた(再就職妨害)の全過程を知る人物であること、
②事故処理担当として、事故の件数に上がっていない営業中の自損・物損事故が乗務員の全額自己負担になっていることを最も詳しく知る人物であること、
③分会長に対して、飯野常務が「営業終了間際の長距離客に対して『代車要請』しろ(すなわち、乗車拒否しろということ)という理不尽な業務命令の一部始終を知っていること。なおかつ、当該との長いつきあいで、当該が一度も営業トラブルの無かった乗務員だったということを知っており、飯野常務が分会長に苦情の出るような業務命令を発令したということを知っている人物であること。
松本氏がこのような人物であるから、会社は松本氏を団交に出させないようにしたという風に組合は捉えています。組合の闘いがそのように会社を追いつめたと言うことです。

審問で第一交通産業を追いつめる


 審問では、会社側に対して、次のようなことを追及していきます。①事業譲渡に際して賃金の引き下げがあったこと②会社の暴力労務支配の実態③以上のようなことが、第一交通武蔵野だけでなく、第一交通産業本体の指揮・命令のもとで行われてきたこと、です。
 低賃金・長時間労働にあえぐタクシー労働者の皆さん。労働組合に結集して闘いましょう。

ニュースへのリンク

2018年7月11日水曜日

第一交通武蔵野分会NEWS 第21号

https://drive.google.com/file/d/1R8OPk4DfQIqlXF-Hv133zIjRoAl7WIyE/view?usp=sharing


反社会勢力関係企業・第一交通産業を
許さない
労働者を蔑視し、過労死に追い込む
第一交通を打倒しよう

組合の闘いが第一交通資本を追いつめた

 第一に、O分会長や、O分会長と近しいと思われる労働者に対して、退職した際の乗務員証の返納を意図的に遅らすなどの不利益行為を働いてきたことです。
 第二に、団交に誠実に応じているかのように装いながら、組合の求めるユアーズから第一交通に事業譲渡した際に生じた賃金ギャップの再計算を引き延ばすという不誠実団交を繰り返してきたことです。
 第三に、「暴力団関係者」を自称する暴力社員を使いながら組合つぶしを行ってきたことを、「週刊金曜日」を通して社会的に明らかにさせたことです。
 私たちは、飯野常務を代表とする第一交通武蔵野資本が、あからさまに労働者を蔑視し、労務支配を続けてきたことに対して怒り、闘いを続けています。

T組合員の再就職妨害を会社が組織的に行った

 5月31日の団交では、T組合員の退職手続きを会社側が意図的に遅らせていたのではないかと追及しました。その理由は、会社側が乗務員証の返還を遅らせたために、T組合員が再就職した先のタクシー会社で乗務ができず、逸失利益が生じたからです。
 T組合員は、2017年1月31日に第一交通武蔵野を退職し、他社に再就職し、研修を受け、2月19日には乗務することが決まっていました。ところが、乗務員証がなかなか返還されないために乗務できなかったのです。T組合員は1月の初めには「1月31日で退職する」と会社側に通告していました。だからその時点で退職手続きを開始していたら、2月の初めには乗務員証が返還され、T組合員は再出発することができたのです。
 これに対して会社側は、当初は担当の松本所長代理のミスで退職手続きが遅れてしまったとして、松本所長代理に「謝罪」のメールを組合に送らせていました。ところがこの日の団交では、安藤・第一交通産業東京支店次長が、「会社のシステムに問題があった」と弁明。実際、T組合員以外にも、三ヶ月も乗務員証の返納が遅れた乗務員の存在が明らかになりました。
 タクシー労働者は、乗務員証がタクシーセンターに返納されない限り、再就職が決まっても、乗務することができません。第一交通武蔵野では、飯野らがそれを知りながら、乗務員証の返納を遅らせることが行われてきたのです。組合は、T組合員への乗務員証の返納が遅れたことへの謝罪を会社に要求し、また一乗務日分欠勤になったことに対する損害賠償を請求しました。

乗務員を借金漬けにする第一交通資本

 この退職手続きの不備に対する追及の過程で、飯野常務が思わず口を滑らせたことですが、「班長に借金があるために」退職手続きが遅れたという労働者がいたと言うことです。「班長に借金」というのは、どういうことでしょう?
 第一交通武蔵野には、以前にも、事業用資金(釣り銭)がないために乗務できないと言う労働者がいて、問題になったことがありました。その時飯野常務は、「俺がOさんにカネを貸すから、Oさんが(その人に)カネを貸せ」と言ったのです。
 第一交通武蔵野では、営業中の事故などの損害補償や、釣り銭などの貸与すべき事業用資金を文書も無しに乗務員負担に転嫁したあげく、それを乗務員同士の貸し借りのように装って、支払賃金から控除し、全額弁済するまでは、退職手続きを遅らせて、再就職出来ないようにするという、およそ堅気の社会では聞いたことのない労務支配、労働者拘束が行われているのです。

T組合員にパワハラを繰り返す飯野常務

 前回団交で、飯野常務は、T組合員の病気をネタにし、「お前を救ってやったのは俺なんだ」と言い、何で組合に入ったのだと言わんばかりのハラスメントを犯しました。このことそのものが不当労働行為です。今回、組合は、そのことについて、飯野常務に謝罪を要求しました。
 ところが、今回もまた飯野常務は、「T君はもともと純粋だったんですよ」と言い、組合に入ったから「純粋でなくなった」といわんばかりのことを言い、全面的に開き直ったのです。このように、元上司という「権力」を利用し、本人にとって言われたくないことを言って、「俺がお前を救ってやったんだ」という飯野常務は、人の命を預かるタクシー会社の代表の資格はありません。
 飯野常務は、「謝罪する」と言うなら、あなたのこれまでのO分会長に対する労働者蔑視の態度をすべて自己批判するべきです。あなたがO分会長のクビを切ったのではないか!ふざけるんじゃない!運行管理の資格も経験もない乗務員に運行管理をやらせてクビを切ったのもあなただ。売り上げの計算もままならないほど病気の重い乗務員になおも乗務させて、病死させた責任はあなたにもある。まさに第一交通そのものであり、安倍と麻生そのものだ。私たちは、これからも団交と都労委の場で第一交通の責任を追及します。労働組合に結集して闘おう!